時間下さい
ココログニュースで取り上げられていました。
東京都内の小学生の母親はプールの授業を見学して首をひねった。「水をかけっこして遊んでいるだけ。泳ぎ方をぜんぜん教えていない。私が小学生のころは目標を決めて無理やり泳がされた」。なかなか泳げるようにならない子供を民間のスイミングスクールに通わせようか悩むという。(同記事) スイミングお金かかりますもんね……でも今時そんなことをしたら他から訴えられる可能性もあるんですが、どうしましょう(;´Д`)>無理矢理
まず体育の授業時間数はごっそり減っています。
学習指導要領(岐阜聖徳学園大学教育学部・石原研究室HP)の「学習指導要領」
昭和43年 小学6年生(年間35週総時数1085時間/体育105時間)
昭和52年 小学校6年生(年間総時数35週総時数1015時間/体育105時間)
平成10年 小学6年生(年間35週総時間945時間/体育90時間)
新学習指導要領 小学6年生(年間総時数980時間/体育90時間)
昭和43年はもっとも「つめこみ」がきつかった指導要領で、これ以降総授業時数は減る傾向にありました。学習指導要領は平成元年にも改訂されていますが、授業時間数は変化無し。
・15時間減っています。体育が週3時間だとして、15時間だと5週間分、学校生活の一ヶ月ちょいぶん。
・プールは季節モノですが、他教科との絡みやプールのキャパシティを考えて、「毎日プール!」は不可能です。
・うちとこは今学校のプールを次々に無くし、温水プールに統合しているところです。維持管理費や衛生管理面ではプラスですが、問題は「プールまでバスで行く時間も体育の時間にカウントして落とす」こと。つまり実質的に泳げる時間が削られてしまっているのです。休み時間に着替えて体操して、始業チャイムと同時にプールに入ってぎりぎりまで泳いで……が理想なんですけどね-。
行政に優しく子どもに不利益な統合方式。
そんな中でも、まだプールが生きている学校では、プールじまいの時に指導員さんを呼んで着衣水泳を教わったりしています。
水泳に限らず、体育は「からだと向き合う」とても大事な時間です。成果主義に走ると体育嫌いの子を大量生産しそうでまずいかなと思いますが、「自分だけのもの=自分のからだ」をよく知るのに、これほどふさわしい教科はありません。スポーツじゃなくて、体育ね。身体を育てる、身体で育てる。




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